患者さんとご家族の方へ
イオパミドール300による消化管内投与について(適応外使用)
当院では、ガストログラフィン®経口・注腸用の供給制限に伴い、必要な検査を継続して実施するため、代替造影剤として「イオパミドール300」を消化管内に投与する場合があります。
イオパミドール300の消化管内への投与は、国内で承認された効能・効果および用法・用量の範囲外であり、適応外使用に該当します。
本使用については、院内の適応外使用に関する規定に基づき、倫理委員会等で審議・承認されたうえで実施します。
実施内容
イオパミドール300による消化管内投与
対象となる方
以下のような検査を行う患者さん
- 経鼻胃管等の留置位置確認
- 胃瘻カテーテル交換後の位置確認
- 胃瘻カテーテルからの造影剤漏出等の確認
- イレウス管の留置位置等の確認
- その他、担当医が必要と判断した場合
使用する薬剤
イオパミドール300(ヨード濃度300 mgI/mL)
使用する理由
ガストログラフィン®経口・注腸用の供給制限により、従来の造影剤を使用した検査の実施が困難となっているため、代替造影剤として使用します。
使用にあたっては、患者さんの状態や検査目的等を考慮し、担当医が必要性を判断します。
安全性・副作用
イオパミドール300は、国内では主にCT検査や血管撮影等に使用されている非イオン性ヨード造影剤です。
消化管内への投与により、発疹、じんましん、かゆみ、悪心、嘔吐、腹痛等が生じる可能性があります。また、まれに呼吸困難、血圧低下、アナフィラキシー等の重篤な過敏反応が生じる可能性があります。
使用時には患者さんの状態を観察し、副作用等が認められた場合には適切に対応します。
費用について
この検査にかかる費用は、通常の保険診療と同様に取り扱います。
なお、適応外使用により副作用が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。
同意および拒否について
本使用については、必要な検査を速やかに実施する必要があることから、対象となる患者さんへの個別の説明・同意取得に代えて、本情報を公開しています。
本情報をご確認いただき、本剤の使用を希望されない場合は、担当医等にお申し出ください。
拒否のお申し出がない場合には、本使用について同意されたものとみなします。
本剤の使用を拒否されたことのみを理由として、診療上の不利益を受けることはありません。
実施期間
ガストログラフィン®経口・注腸用の安定供給が再開され、代替使用が不要となるまで。
承認日
2026年10月XX日
お問い合わせ先
医療法人健康会 嶋田病院
電話:0776-21-8008










