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ホーム > 部門紹介 > リハビリテーション部 > 言語聴覚科

| 言語聴覚士11名 |
| 職員配置 外来、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、通所リハビリ、訪問リハビリ、認知症対応型通所介護、通所介護 |

姿勢・呼吸・発語器官の運動・筋力・声質など様々な視点から評価を行い、少しでも自然で聞き取りやすい発話を目指してリハビリを実施しています。また、症状が重度で発話だけでは意思疎通が困難な場合でも、コミュニケーションアプリや文字盤等の代替手段も併用し「人と関わること」をあきらめず支援をしています。

口腔アセスメントと嚥下スクリーニング評価を行い、個々に合わせた嚥下訓練プログラムを立案します。また、うまく噛めない方に対しては、歯科と連携し義歯の調整・作成を行います。食事内容も、管理栄養士と連携し、おいしく・安心・安全に食べられる嚥下食の提供や退院先に合わせた助言や情報提供を行います。

頭部外傷、脳血管障害等による脳の損傷の後遺症として、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの影響で日常生活・社会生活への適応が困難となった方に対して専門的な検査を行います。また、検査結果をもとに適切な訓練や在宅・職場復帰のサポート、自動車運転などの支援を実施しています。


嚥下スクリーンング評価の結果、誤嚥リスクの高い方や症状が分かりにくい方は嚥下造影検査(VF)や内視鏡検査(VE)など機器を用いた精査を実施します。それらの検査結果をもとに医師を中心とした多職種で適切な食事姿勢、食形態、食事摂取方法を検討し、リスク管理を行いながら最後まで人間らしく「口から食べること」をあきらめず支援しています。

低周波の電気刺激を用いて、嚥下に関わる筋肉を収縮させ、嚥下関連の筋力強化や機能の回復を促す治療機器として用いられます。

低周波治療機器と同時に嚥下筋のトレーニングを実施することで、従来の筋力増強訓練に比べ効果を高めます。

舌圧測定器は、食べる・飲み込む・話すために必要な「舌の力」を測定する医療機器です。測定結果は、構音訓練や嚥下訓練でのリハビリに活かされます。また、訓練前後で測定値を比較することでトレーニングの効果を視覚化できます。

舌圧測定の結果をもとに個々合わせた舌圧トレーニング用具で訓練を行います。また、自主トレーニングなどにも活用でき、入院中だけでなく自宅や施設などでも継続して実施できるように指導を行います。

構音訓練・高次脳機能訓練の教材やボイスレコーダ・動画撮影によるバイオフィードバック、様々なアプリケーションによる代替コミュニケーション方法の助言・指導などに幅広く活用してます。

外出困難な方や退院して間もない方で在宅でのコミュニケーションや食事、社会参加支援が必要な利用者様のご自宅を訪問しリハビリを行います。家庭環境の把握しながら「その人らしい生活」「社会参加すること」を目指します。

当院では、研究会やチーム活動など多職種で様々な活動を行っています。特に食支援研究会では、入院患者さんの改善率などのデータを分析し、摂食嚥下関するシステム・基準の見直しや、勉強会の企画・実施、広報誌の作成等を行っています。それらの活動にも言語聴覚士が積極的に参加しています。

言語聴覚科では、定期的に勉強会や事例検討会、伝達講習等を行い日々専門知識・技術の向上に努めています。その他、職能団体の活動や県内外の学会・研修会にも積極的に参加し、様々な認定・資格取得にも力をいれています。
↓資格取得一覧が確認できます。
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